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» 2020年04月30日 08時19分 公開

Microsoft決算、新型コロナの影響は“ミニマル” 「Teams」のDAUは7500万人超

Microsoftの1〜3月期決算は、新型コロナの影響は最小限で、予想を上回る増収増益だった。Web会議サービス「Microsoft Teams」のDAUは6週間前から70%増え、7500万人を超えた。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftが4月29日(現地時間)に発表した第3四半期(2020年1〜3月期)の決算は、売上高は15%増の350億ドル、純利益は26%増の108億ドル(1株当たり1ドル40セント)だった。「Azure」の売上高が59%増と好調で、2桁台の増収が11四半期連続になった。

 売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は337億ドル、1株当たりの純利益は1ドル26セント)を上回った。

 サティア・ナデラCEOは発表文で「この2カ月で2年分のデジタル改革が行われた。われわれは、販売、カスターマーサービス、クラウドインフラからセキュリティにいたるまで、多様な業務をリモートのチームワークで行っている。われわれの耐久性のあるビジネスモデルと多様なポートフォリオ、差別化された技術により、将来に向けた立ち位置は良好だ」と語った。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の同四半期業績への影響については、売上高へのインパクトは最小だが、広告減少が検索(Bing)とLinkedInの売り上げに影響したと説明。一方で、リモートワークの増加でMicrosoft Teamsを含むMicrosoft 365、Windows Virtual Desktopなどの利用が増加し、Windows OEMとSurface製品の需要が高まった。

 ナデラ氏は電話会見で、Microsoft TeamsのDAUが7500万人を超えたと語った。6週間前には4400万人と発表しているので、70%増になる。この会見もMicrosoft Teamsで、ビデオは非表示だがリアルタイムの字幕付きで配信した。

 teams 電話会見の配信もMicrosoft Teamsで

 Intelligent Cloud部門全体の売上高は27%増の122億8000万ドルだった。サーバ製品およびクラウドサービスの売上高は30%。営業利益は42%増だった。

 cloud Intelligent Cloud部門まとめ

 OfficeやLinkedIn、Dynamicsを扱うProductivity and Business Processes部門の売上高は15%増の117億4000万ドルだった。企業向けOffice 365の売上高は25%、LinkedInの売上高は21%増とそれぞれ好調だった。

 office Productivity and Business Processes部門まとめ

 Windows、ハードウェア、Xbox、検索のMore Personal Computing部門の売上高は3%増の110億ドルだった。「Microsoft 365」が好調でWindows Commercial productsの売上高が17%増。Surfaceの売上高はほぼ横ばいだった。前期は減少していたXboxのコンテンツおよびサービスの売り上げは2%増。

 personal More Personal Computing部門まとめ

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