米Sony Electronicsは5月26日、1.0型Exmor RS CMOSセンサーを搭載したコンパクトカメラ「ZV-1」を発表した。YouTuberが自らの日常を映像と音声で記録するVlogスタイルに最適なさまざまな機能をRX100シリーズ譲りのコンパクトボディーに搭載したのが特徴だ。
ボディーサイズは60×105.5×43.5mmで294g(バッテリーとメモリカード込み)。有効画素数は2010万ピクセル。ISO100〜12800で、NDフィルターを内蔵しており、4K HDRムービー撮影ができる。S-log2とS-log3によるカラーグレーディングにも対応。レンズはカールツァイスの24-70mm相当(F1.8-2.8)。自撮りしやすいバリアングル液晶ディスプレイとグリップ、録画が進行中かどうかを確認できるレコーディングランプ(タリーランプ)を備える。
背景をボケにしたり、製品を前に差し出して紹介するときに瞬時にフォーカスを合わせるといった、YouTuberがほしがる機能にワンアクションでアクセスできる。瞳フォーカスを備え、さまざまなスキントーンにも対応する美顔効果をオプションで用意している(フルHDまで)。
マイクは指向性の3カプセルで、風切り音を軽減するモフモフのウインドスクリーン付き。より高性能なマイクを本体上部のシューに装着可能。
米国での価格は799ドルで、6月発売。
microUSBジャックからWindows 10搭載PCに接続してWebカメラとして使うアプリは7月頃に提供予定だ。
5月27日追記:日本ではオープン価格で、市場推定価格が9万1000円前後(税別)。6月2日10時から予約販売開始される。発売日は6月19日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR