デザインスタジオのBIRDMANは7月6日、AIが会議中の会話を自動分析し、関連語句や画像をリアルタイムでスクリーンに表示するツール「Inspiration Wall」を発表した。発想が広がるような画像や言葉を提示することで“アイデア出し”を支援するという。価格は未定で、11月から販売を始める。
会議中の会話をマイクで拾い、AIが独自アルゴリズムで内容を分析。会議のキーワードを自動で抽出し、その関連語句や類語をツリー形式でスクリーンに表示する。外部のフォトストックサービスのAPIと連携することで、会話の内容に合った画像を自動で選出・表示し、視覚的なイメージを広げることもできるという。
会議開始時に発行するQRコードをスマホで読み取れば、画像や語句の表示を一時停止できる他、AIが表示した画像をリスト化して、お気に入り登録することも可能。会議終了後には、お気に入り登録した画像やテキスト化した議事録をスマホ画面で確認できるという。
デザインや広告制作での利用を見込み、月額課金制か、あらかじめソフトをインストールしたPCを販売する方式で提供する。AIは電通子会社のデータアーティストが開発した。将来はリモート会議にも対応するという。
Google、お題を出すと自動で関連コンテンツを集めてくるAI版Pinterest「Keen」
撮影した「1on1動画」をAIで解析、表情や会話量など改善点をアドバイスするサービス「HR君1on1」
共和薬品とFRONTEO、“AIで認知症診断”実現へ提携強化 医師・患者の会話から重症度など判定 23年度の薬事承認目指す
AIチャットbotの「コウペンちゃん」と会話できるiOSアプリ登場 話すほど言葉を学習
AIが「架空のモデル画像」を生成 広告・ポスターで利用可能 スキャンダルでの降板リスクをゼロにCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR