宇宙航空研究開発機構(JAXA)と豪州宇宙庁(ASA)は7月14日、小惑星「リュウグウ」のサンプルを搭載した「はやぶさ2」のカプセルが、12月6日に南オーストラリアに帰還予定だと発表した。はやぶさ2は地球近くでカプセルを分離した後、新たな探査に向かう予定だ。
はやぶさ2は、4月、リュウグウの表面に金属の塊をぶつけ、人工クレーターを作成。その際に舞い上がった物質をカプセルに収納しており、何らかの物質が採取できたとみられている。小惑星への人工的なクレーターの作成は世界初。
JAXAとASAはカプセル回収計画の最終確認を続けており、豪州政府による着陸許可証の発行を受けて実施が確定する。
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