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» 2020年07月29日 10時30分 公開

Google、新海底ケーブル「グレース・ホッパー」で米・英・スペインを結ぶ計画

Googleが私設としては4本目になる海底ケーブルで米・英・スペインを結ぶ計画を発表した。2022年開通の予定だ。新開発の光ファイバースイッチングを採用し、信頼性を高める。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは7月28日(現地時間)、米、英、スペインを結ぶ新たな海底ケーブル「グレース・ホッパー」の敷設計画を発表した。2022年に完了の見込みだ。

 grace 1 グレース・ホッパーのルート

 Googleはこれまで、米国とチリ、パナマを結ぶ「キュリー」、米国とフランスを結ぶ「デュナン」、ポルトガル、ナイジェリア、南アフリカを結ぶ「エクイアーノ」という4本の私設海底ケーブルを運営しており、グレース・ホッパーは私設ケーブルとしては4本目になる。ちなみに各ケーブルの名称は偉人にちなんでつけられており、グレース・ホッパーは米海軍軍人でプログラミング言語COBOLの開発者として知られる女性だ。

 grace 2 Google Cloudで使っている海底ケーブル(2019年6月時点)

 新ケーブルは、米英を結ぶ2003年以来の海底ケーブルになる。ケーブルには16ペアのファイバーを採用し、新開発の光ファイバースイッチングを組み込むことで信頼性を高める。この技術を海底ケーブルに採用するのは世界初で、将来的には他のシステムにも展開していく計画だ。

 Googleによると、国際的なインターネットトラフィックの98%は海底ケーブルに依存しているという。


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