米Googleは8月3日(現地時間)、米警備企業大手のADTに4億5000万ドル出資し、スマートホーム製品NestシリーズをADTのホームセキュリティおよびオートメーションサービスに統合する長期的な提携を結んだと発表した。
ADTは全米600万を超える一般家庭および小規模企業にセキュリティとホームオートメーションサービスを提供するスマートホームセキュリティプロバイダー。2万人以上のサービススタッフが家庭や企業にスマートホーム製品を設置し、全米9カ所の警報監視センターでサービスを提供している。
この提携により、ADTのサービススタッフがサービスパッケージの一環として、Nestのセキュリティカメラやサーモスタット、煙検知器、総合セキュリティシステム、Nest Hub Maxなどの製品を顧客のために設置する。
GoogleのADTへの投資は、議決権のないクラスB普通株の買収という形で行う。GoogleはADTの普通株式の6.6%を保有することになる。
Googleはまた、共同マーケティング、製品開発、従業員トレーニングのためにさらに1億5000万ドル投じる。
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