キヤノンは9月24日、デジタルシネマカメラ「EOS C70」を発表した。小型・軽量設計を実現するため、ミラーレス一眼の「EOS R」と同じ「RFマウント」を採用した。実売60万円前後で11月中旬に発売する。
プロ向けの映像制作用カメラ「CINEMA EOS SYSTEM」として、初めてRFマウントを採用した。別売りのマウントアダプターを装着することで、従来のEFマウントのレンズも使用できる。
スーパー35mm CMOSセンサーと映像処理エンジン「DIGIC DV 7」を採用し、4K/120Pの高フレームレート動画の撮影に対応。明暗差の大きい環境でも、高画質な4K映像を撮影できるという。記録メディアはSDカードで、UHS-II規格に対応したデュアルスロットを搭載した。
横方向に開閉可能なバリアングル液晶を採用し、タッチ操作に対応している。ボディ内電子手ブレ補正も搭載している。
本体サイズは160(幅)×130.2(高さ)×115.9(奥行き)mmで、重量は約1.17kg。
【訂正:2020年9月28日11時25分更新 当初はスーパー35mmセンサーを「フルサイズセンサーよりも大きい」としていましたが、この記述は誤りでした。訂正しておわびいたします。】
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