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「フェイクニュース見破る自信ない」7割近く 男性は見抜く自信アリ? MMD調査

» 2020年10月14日 15時54分 公開
[ITmedia]

 7割近くの人が、フェイクニュースを見破る自信がない──MMD研究所が10月14日、そんな調査結果を発表した。

 同社はスマートフォンを持つ18〜69歳の男女1116人を対象に、インターネットで9月に調査。フェイクニュースを見破る自信はあるかを尋ねたところ、「自信がない」が23.3%、「やや自信がない」が43.1%となり、計66.4%がフェイクニュースを見破る自信がないと回答。一方で「自信がある」が5.9%、「やや自信がある」が27.7%となり、フェイクニュースを見破る自信があるという人は33.6%だった。

photo 66.4%がフェイクニュースを見破る自信がないと回答

 性年代別で見ると、フェイクニュースを見破る自信がある(「自信がある」「やや自信がある」の合計)の割合は、60代男性が49.4%でトップ。次いで10〜20代男性が46.7%、40代男性が43.7%となった。一方、自信がない(「自信がない」「やや自信がない」の合計)は、30代女性が81.2%と最多。次点で50代女性が79.8%、40代女性が75.0%だった。女性より男性の方がフェイクニュースを見抜ける自信を持っているようだ。

photo フェイクニュースを見破る自信は、60代男性(49.4%)がトップ

 また「フェイクニュースを見たことがある」と回答した438人に、実際に見たことのあるフェイクニュースを尋ねたところ、以下のような回答が寄せられた。コロナ禍に便乗したものなどを目にする機会が多いようだ。

 「コロナに効く○○など」(20代男性)

 「ロックダウンの発表がある」(40代男性)

 「円周率がついに割り切れた」(10代男性)

 「有名人の訃報」(30代男性)

 「コロナでトイレットペーパーの供給が途絶える」(20代女性)

 「関空でコロナの人が脱走」(20代女性)

 「東日本大震災で放射能に関するデマがメールで知人から回ってきたため、拡散してしまった」(20代女性)

 「数年前の事を最近の事のようにツイートしたもの。パクツイだった」(40代女性)

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