米Netflixは10月23日、日本のアニメ製作会社3社とパートナーシップを結んだと発表した。同社の動画配信サービスで提供するアニメコンテンツの拡充を目指す。
提携したのはMAPPA、サイエンスSARU、アニメスタジオ「NAZ」を所有するアニマ&カンパニー。MAPPAは「この世界の片隅に」「ユーリ!!! on ICE」などを手掛ける。サイエンスSARUは「夜は短し歩けよ乙女」などを製作。アニマ&カンパニーは「ちはやふる -上の句- 」のアニメーションパートや実写版「極主夫道」のプロモーションビデオなどの製作実績を持つ。
Netflixは連携先を増やした理由について「テクノロジーと手描きのアニメーションを融合させた作品を製作する企業と提携することで、コンテンツの拡充を図りたい」としている。
これまでも同社は、日本のアニメ製作会社とパートナーシップを結んできた。2018年にProduction I.Gとボンズ、19年にアニマ、サブリメイション、デイヴィッドプロダクションと提携。今回、韓国の製作会社スタジオミールともパートナーシップを結び、提携する企業は9社となった。
また20年1月には、ジブリアニメの海外配信権を獲得。漫画「ONE PIECE」の実写ドラマをハリウッドのスタジオと共同制作し、Netflixで独占配信すると発表。日本のアニメや漫画作品へのアプローチに注力している。
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