Internet Archive、問題のあるページアーカイブに注釈追加
誰もが無料で自由に利用できるインターネット図書館構築を目指す米非営利団体、Internet Archiveは10月30日(現地時間)、信頼できる団体が偽情報と指摘したり、偽情報としてプラットフォームが削除したWebページのアーカイブに注釈を付けるようにしたと発表した。「われわれの目的はデジタルの歴史をそのまま保存することだが、誤解を招くような虚偽の情報(だとして削除された)ページへのアクセスを提供してしまうことになることも認識している」としている。
例えば2017年5月1日付の米CNNの記事は今でも表示できるが、ネット上のファクトチェックを行う米非営利メディアPolitiFactが不正確だと指摘している。この記事をInternet Archiveの「Wayback Machine」で表示するとページ上部に黄色い帯状の注釈で「このページはPolitifactによってここでファクトチェックされた」と表示される。
「ここ」のリンクをクリックすると、Politifactがなぜこの記事が不正確だと判断したかの根拠を説明するページが開く。
Internet Archiveでは、削除済みのページでも(アーカイブ済みであれば)表示できる。下の例は、米Mediumが削除した新型コロナに関する不正確な投稿のアーカイブだ。こちらの黄色い注釈は「これはMedium.comがコンテンツポリシーに違反しているとしてアーカイブしたページだ。(中略)Wayback Machineで表示できるページのコンテンツは、Internet Archiveが推奨するものではない」と説明する。
Internet Archiveが表示する注釈は、上記の例の他、FactCheck.org、Check Your Fact、Lead Stories、Washington Post Fact-Checker、AP News Fact Check、USA Today Fact Check、Graphika、Stanford Internet Observatory、Our.newsのファクトチェックに基づく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
佐川急便、不正アクセスで個人情報流出か 送り主・届け先の氏名や住所など、約100日分の荷物データ対象
-
2
睡眠中に「ピンクノイズ」を聞くと“脳内ゴミ”の洗い流しが強まる? 米MITが人間で実験 Science系列誌で発表
-
3
免許証の悪用防止で申し込み集中 JICCがアプリ受付を一時休止 タイムズカー漏えいの影響か
-
4
「写真で一言 ボケて」きょう午後8時にサービス終了 18年・1億超のボケに幕
-
5
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
-
6
日本原子力機構に不正アクセス 研究者の顔写真付き身分証など漏えい
-
7
ドラッグ&ドロップ操作ミスで……TOPPAN、損保ジャパン契約者17万人分のデータを他社に誤送付
-
8
セイコーマート、会員のほぼ半数に当たる情報漏えい 約57万人分
-
9
「Gポイント」不正アクセスで一時停止 「会員識別子」約7万件漏えいか KDDI不正会計問題のジー・プランが運営
-
10
タイムズカー、退会者の免許証画像も「7年」保存していた理由 パーク24に聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR