ワークマンのジャケットを買ったらカバンやバッグがいらなくなった（2/2 ページ）

[芹澤隆徳，ITmedia]

　まず胸の左側にボタン付きのポケット、右側にはチャック付きのポケットが1つ。右側のポケットは長財布やスマートフォンがすっぽり入る深さがあります。ここまでは普通です。

　胸ポケットの下には、左右とも2重構造のポケットがあります。ボタン付きの大きなポケットの上に、手を入れられる斜めのポケットが付いているため、手袋をするほどではない寒さの日には便利です。

大きめなポケットの上に手を入れられるポケット

　ここで訂正です。右側は2重ではなく、3重構造でした。ポケットの上にチャックがあり、内側に伸びるポケットになっていました。長財布は無理ですが、二つ折りの財布やスマホなら十分に入ります。

　それから背中側の腰のあたりにも大きなポケットがあります。縦に延びるチャックを開け、横向きにモノを入れる構造で、用途は分かりませんが、新聞や地図など薄いものなら問題なく入りそうです。

背中のポケット。その右に3重構造のポケット

　まだ終わりません。ジャケットの内側には「ストレッチ・ムービング・ポケット」と書かれた大きく深いポケットがあり、iPadやペットボトルも余裕で入る大きさ。名前の通り伸びる生地なので、試しに2Lのペットボトルを入れてみたところ難なく入りました（重量は考慮していません）。寒い日にはペットボトルのお茶などを入れると温かく過ごせそうです。

内ポケットは2Lのペットボトルがすっぽり入る大きさ

　このジャケットを購入してから、コンビニでちょっとした買い物をしたときにレジ袋を購入する必要がなくなりました。内ポケットがエコバッグ代わりです。

　防寒という意味ではイージスに及びませんが、手首や首元は紐や面ファスナー（いわゆるマジックテープ）ですき間をなくせますし、内側にダウンベストでも着れば十分に温かそう。何よりスマホや財布はもちろん、モバイルバッテリーや充電器、ケーブル類まですっきり収まるため、外出がとても身軽になりました。アウトドア用途はもちろん、ガジェット好きにも便利なジャケットといえそうです。