化粧品メーカーのオルビスは12月15日、AIを活用して20年後の顔の状態を予測し、肌の手入れ方法を提案するサービス「AI未来肌シミュレーション」の提供を始めた。スマートフォンアプリ(iOS/Android、無料)や店舗で利用できる。
スマホで撮影した顔写真を基に、アプリ上で肌のシミ、シワ、たるみ、毛穴、くまなど10項目を5段階で評価する。肌診断の結果とユーザーが答えた生活習慣や肌の手入れ状況などの回答をAIが解析し、5、10、20年後の顔立ちを予測する。結果に基づき、必要なケアやおすすめのアイテムを提案する。
店舗では専用のスキンチェック機器を使って肌状態を分析し、その結果を基に顔立ちの予測を行う。利用は無料。全国のオルビスショップ6店舗で提供し、順次拡大するとしている。
「自分の肌の状態が分からない」「肌の悩みに合ったケアが知りたい」といったユーザーの声に対応したサービス。これまでもオルビスはAIを活用し、スマホでパーソナルカラー診断ができるサービスや、似合う眉の形などを提案するサービスを提供。今後もAIなどを活用したサービスの開発に取り組むとしている。
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