ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

Samsung、秘書ロボット「Care」と家事ロボット「Handy」のコンセプトを披露CES 2021

» 2021年01月12日 09時05分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsは1月11日(米東部時間)、オンラインイベント「CES 2021」で公開した動画で、AI搭載のアシスタントロボット「Bot Care」と家事ロボット「Bot Handy」を発表した。いずれもまだコンセプト段階で製品化の予定は未定。

 bots 「Bot Care」(左)と「Bot Handy」

 Bot Careはユーザーの動きを認識し、対応する「助手兼仲間」として機能するロボット。コンセプト動画(記事末に転載)では、家で仕事中のユーザーに「PCを長時間使いすぎです。ストレッチして少しお休みになったらいかがでしょう?」とアドバイスしたり、ユーザーの予定を把握しており、「数分後にビデオ会議が始まる予定です」と言いながら自分のディスプレイを開き、そこにビデオ会議画面を表示したりする様子を紹介している。

 care ユーザーを認識し、アドバイスするBot Care

 Bot Handyは、オブジェクトを認識し、そのオブジェクトにふさわしい対応を行うロボット。コンセプト動画では、テーブルの上の食器を掴んで食洗機に入れたり、ワインをグラスに注いだり、花を生けたりしている。オブジェクトの材質にも配慮して、デリケートなものはそっと掴む。「信頼できるパートナーとして、散らかった部屋の掃除や食後のテーブルの片付けなどの家事を手伝える」とSamsungは説明する。

 handy ワインを注ぐBot Handy

 発売時期は不明だが、Samsungは「そう遠くない未来」としている。

動画が取得できませんでした

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.