写真素材サイトを運営するACワークスは1月13日、ユーザーがアップロードした画像の空の部分を置き換える無料サービス「空AC」を公開した。画像をアップロードした後、サイト内に用意された空の画像を選ぶと、AIが画像を自動変換する。
空を置き換えた画像は、無料でダウンロードできる。画像の改変や編集、Webサイト、映像、ゲーム、広告などの商用利用も可能。
AIの活用によって、画像内の空の部分を自動で識別し、別の画像の空に置き換える。画像認識に特化したディープラーニングの手法「U-Net」を用いることで、少ない学習データでも画像の認識が正確にできる仕組みを構築したという。
これまでは画像内の空を別の画像の空に置き換える場合、米Adobeの「Photoshop」などを使って空の部分を手動で切り取り、もう一方の画像の空を合成する必要があった。モバイルアプリ「Photoshop Camera」にはプリセットの空に置き換える「ブルースカイ」レンズエフェクトがあるが、利用できる空の種類は限られている。空ACを使うことで画像編集の知識がなくても時間をかけずに、さまざまな空の画像の置き換えができるとしている。
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