NTTドコモは1月14日、家族やパートナーが契約しているドコモ回線の数に応じて利用料を割り引く「ファミリー割引」の方針を見直すと明らかにした。3月に提供予定の新プラン「ahamo」の契約者も“家族”としてカウントする。
従来の方針では、ahamoユーザーはカウントの対象外。家族の一員が既存プランからahamoに乗り換えた場合、カウント対象の回線が減るため他の家族の割引率が下がることがあった。
今回の変更によって、ユーザーの家族が既存プランからahamoに乗り換えても割引率を維持する。ドコモ広報部は「ユーザーからの要望によって方針を転換した」と説明している。
ahamoユーザーをカウントの対象外としていたのは、ahamoを複雑な割引のないシンプルなプランとして売り出すため。ahamoにファミリー割引を適用できない点は変わらず、ahamo自体の月額料金は下がらない。
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