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Netflix、有料会員数が2億人突破 2021年は毎週1本新作映画配信

» 2021年01月20日 09時20分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Netflixが1月19日(現地時間)に発表した2020年第4四半期(10〜12月)の決算は、売上高は前年同期比22%増の66億4400万ドル(約6902億円)、純利益は8%減の5億4200万ドル(1株当たり1ドル74セント)だった。売上高はアナリスト予測(66億2600万ドル)を上回ったが、1株当たり純利益は予測の1ドル39セントを下回った。

 同四半期に有料契約者数が850万人増え、累計で2億人を突破した。

 netflix

 同四半期中のヒット作品である「クイーンズ・ギャンビット」は配信開始から28日間で6200万世帯が視聴した。その影響でチェス盤の売れ行きが上がったという。また、ジョージ・クルーニー主演・監督のオリジナル映画「ミッドナイト・スカイ」は配信開始から4週間で7200万世帯が視聴した。

 netflix 2 「クイーンズ・ギャンビット」

 Netflixは12日、2021年は毎週1本のペースで新作映画を公開していくと予告した(記事末にティーザー動画を転載)。

 業績発表で公開した同社幹部のビデオインタビューで、グレッグ・ピーターズCOO(最高執行責任者)は、ユーザーの視聴履歴に基づいて選んだお勧め動画を1ボタンで再生できる新ツールを上半期中に世界で提供を開始すると予告した。リード・ヘイスティングスCEOに「そのツールの名前は『I’m feeling lucky』(Googleの検索トップページにあるランダムな検索結果を表示するリンク)になるのかい?」と尋ねられたピーターズ氏は「もう少しわかりやすい名称になるといいと思っている」と答えた。


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