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富士フイルム、1億画素ミラーレスカメラの第2弾 「プロのみならず写真愛好家にも」 価格は約70万円に

» 2021年01月28日 12時23分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは1月27日、約1億200万画素の大型センサーを搭載したミラーレスカメラ「GFX100S」を発表した。実売想定価格はボディのみで69万9000円前後。2月下旬に発売する。

「GFX100S」。ボディの重量は900g

 2019年発売の「GFX100」に続く“ラージフォーマット”センサー搭載ミラーレスカメラの第2弾。後継機ではなく「プロのみならず一般の写真愛好家にもターゲットユーザーを広げた」追加モデルで、GFX100は併売する。

3.2型の背面液晶モニターは3方向チルト対応。天面のモードダイヤルに6つのカスタムポジションを配置。好みの撮影条件を登録できる

 マグネシウム合金製のボディは内部設計を刷新して約900gに軽量化。新たに開発した5軸/最大6.0段のボディ内手ブレ補正ユニットは、GFX100に比べて体積を約20%削減しながら0.5段のスペックアップを果たした。

 センサーと画像処理エンジンはGFX100と共通。動体予測や顔・瞳検出のアルゴリズムは刷新し、「動く被写体も正確に捉え続ける」としている。

 独自の撮影モード「フィルムシミュレーション」は19種類。新しい「ノスタルジックネガ」は、1970年代にアートの分野でカラー写真が定着した頃の画質をイメージしたもの。彩度が高く柔らかい階調表現が特長という。

 動画は4K/30Pまで対応。HLG規格のハイダイナミックレンジ映像を撮影できる。

「ノスタルジックネガ」のイメージ

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