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ソフトバンク、“ゼロトラストセキュリティ入門セット”提供へ 最短1カ月で導入

» 2021年01月28日 12時40分 公開
[谷井将人ITmedia]

 ソフトバンク傘下のSBテクノロジーは1月28日、「ゼロトラスト」という考え方に基づいたセキュリティを短期間で構築する「ゼロトラストセキュリティ スターターパック」の提供を2月に始めると発表した。必要なセキュリティ製品をまとめて提供。最短1カ月で導入できるとしている。

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 米Microsoftの「Microsoft 365 E5」「Azure AD」などの製品を一括で提供するサービス。導入時にはSBテクノロジーの推奨設定を適用し、ゼロトラストセキュリティ体制の構築に掛かる時間を短縮する。導入後はセキュリティの専門家が運用を支援する。価格は150万円から。

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 ゼロトラストは、ネットワークの内側と外側を区別せず、全ての通信を疑って監視する考え方のこと。実現には、従業員が使う端末を監視し、不審な動きがあれば通知する「EDR」(Endpoint Detection and Response)や、クラウドへのアクセスを監視する「CASB」(Cloud Access Security Broker)など、さまざまな種類の製品が必要。

 SBテクノロジーによると、ゼロトラストセキュリティの実現について顧客企業から「早急な対策を求められているが、どこから始めたらいいかわからない」「急激な変化に対して予算やリソースの確保が追い付かない」と言った相談が増えているという。製品の一括提供と推奨設定の適用でこれらの課題の解決を図る。

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