この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Google Cloud、24時間365日のサポートが米国内から米国民によって行われる「Assured Workloads Support」を開始。国防総省やFBIなど政府や規制産業向け」(2021年2月5日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Google Cloudは2月4日(現地時間)、24時間365日提供される顧客向けのサポートが、必ず米国内から米国民によって提供されるサービス「Assured Workloads Support」の開始を発表しました。
同社はすでに2020年「Assured Workloads」として、必ず米国内のデータセンターにワークロードが置かれ、バックグラウンドチェック済みの米国民(注:原文ではUS Personと記述されているため、米国籍を持つ市民もしくは米国永住権保持者など)によるサポート担当が割り当てられるサービスを政府や規制産業の企業向けに提供を開始しています。
今回、開始が発表されたAssured Workloads Supportは、これに加えてプレミアムサポートの付加価値サービスとして、米国民によるサポート担当が24時間365日つねに待機し、問い合わせに対して15分以内にレスポンスを返してくれるというもの。
Assured Workloads Supportが提供されるのはAssured Workloadsプレミアムサブスクリプションおよびプレミアムサポートを契約した顧客に対してとなります。
米国では、海軍が7兆円分の基幹システムをAWSへ移行したことが公表されるなど、パブリックラウドが政府をはじめとする重要な国家インフラの一部を担いつつあります。
今回Google Cloudが開始したAssured Workloads Supportも、こうした動向に対応したものといえるでしょう。
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