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もう一つの「クラブハウス」ひそかに人気 カニが家でしゃべる

» 2021年02月09日 15時35分 公開
[岡田有花ITmedia]

 米国発の音声SNS「Clubhouse」(クラブハウス)が話題を集める中、日本の個人が3日で開発したiOSアプリ「Crubhouse」がひそかに人気を集めている。家の中にカニが集まり、ときどきしゃべるだけという、まさに「Crab」(カニ)の「House」(家)なアプリだ。

画像 「Crabhouse -カニのおうちー」

 アプリのフルネームは、「Crabhouse -カニのおうちー」。起動して「Go To House」のメニューをタップすると、ベッドや机が置かれた部屋の中に、カニが現れる。誰かがゲーム起動するとカニが増えるという。

 カニの上の吹き出しをタッチすると、カニのひとりごとが表示される。「ひとりだと はいれないのか」「かにみそは のうみそじゃ ないよ。」「ウニ」など全38種類のセリフがあるという。

 文字やイラストはなつかしのファミコンのドット絵風に描かれている。ファミコンゲーム「MOTHER」を意識しているそうだ。

画像 カニのひとりごと
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画像 “本家”Clubhouseのアイコン(左)とCrabhouseのアイコンを並べてみた

 2月8日の公開以降、Twitterなどで話題になり、プレイヤーの家にはうじゃうじゃカニがいる状態。「とてもかわいい」「コミュ障だけどこっちのクラブハウスは楽しい」など評判も上々だ。

 開発したのは、民族模様のデザインや精密画、プログラミングなどを手掛けるGAIBAKO代表のGAIさん。GAIさんはTwitterで、「Clubhouseの使い方が全然わからないのでCrabhouseを3日で作りました。誰かがゲーム起動するとカニが増えます。たまにしゃべります。それだけカニ。」と述べている。

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