筆者が担当したセッション。この後に続く日本のユーザーの事例を橋渡しする役目的な内容で、β版を初めて目にしたときの印象、その後の開発におけるユーザー側からの視点で20年を振り返った。
デザインと出版現場で体験したエピソードと、プロジェクトのコードネームから分析した製品の意味と意義をモデレーターの森氏とともに語っている。なぜこんなセッションタイトルをつけたのかという答えも、最後に明かされるのでお楽しみに。
ブックデザイナーとして著名なヴェレデザインの坂野公一氏と、DTPの黎明期からデザイン・DTPのディレクションを続けている紺野慎一氏が語る、2000年代前半の制作現場事情が楽しいトークでスタート。お二方が関わった京極夏彦氏のブックデザインと印刷について語り、InDesignにおける出力トラブルを回避するためのハンドブックを継続して制作していることを、現場視点でリアルに語っている。
親しみやすいカジュアルな語り口だが、デジタルでの出力や印刷におけるヒヤリとした体験談に実用的な注意点を重ねているので、印刷現場で大変役に立つ必聴Tipが満載だ。
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