KDDIは2月25日、スマートフォン向け新料金プラン「povo」を3月23日から提供すると発表した。家族が契約しているau回線の数に応じて利用料を割り引く「家族割プラス」の仕様も一部見直し、2021年夏までにpovoを契約したユーザーも“家族”としてカウントする方針を明らかにした。
povoは、月20GBのデータ容量を2480円(税別)で提供。当初の発表ではpovoユーザーは家族割プラスの対象外で、家族の一員が既存プランからpovoに乗り換えた場合、他の家族の割引率が下がる可能性があった。
KDDIは今回の仕様変更について「povoをシンプルなプランとして提供するため、当初は(カウントの)対象外にしていた。しかし、より気軽にpovoを体験してもらうために方針を切り替えた」と説明している。
携帯料金を巡っては、NTTドコモが20GB・2980円の「ahamo」を3月26日に、ソフトバンクが20GB・2480円の「LINEMO」を17日に提供する予定。このうちahamoは発表当初、家族が契約しているドコモ回線の数に応じて利用料を割り引く「ファミリー割引」のカウント対象としていなかったが、後に方針を変更している。
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