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» 2021年03月15日 13時00分 公開

プロバイダー10社らがNTT西に要望書 一部地域の光回線工事再開を求め ただし意見に食い違いも

日本インターネットプロバイダー協会は、NTT西日本が光ファイバー回線の開通工事を一部地域で一時停止しているとして、同社に工事の再開などを求める要望書を提出した。NTT西日本は要望書の内容について「事実とは異なる」と説明している。

[谷井将人,ITmedia]

 日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は3月15日、NTT西日本が光ファイバー回線の開通工事を一部地域で一時停止しているとして、同社に工事の再開などを求める要望書を提出したと発表した。NTT西日本は要望書の内容について「事実とは異なる」と説明している。

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 JAIPAによると、NTT西日本は3月1日から5月20日までの間、一部地域で光ファイバー回線の開通工事や工事の申込み受付を停止。対象地域は非公開で、2月17日に関係自治体には通知したが、消費者や事業者への告知はしていないという。

 JAIPAはインターネットプロバイダー10社と鹿児島県の島しょ部などに位置する7自治体とともに、NTT西日本に要望書を提出。「回線を高いシェアをもって提供する企業で、利用者に対し役務を提供する義務がある」として、開通工事の再開、消費者への影響の説明を求めた。

photo 要望書を提出したインターネットプロバイダーと自治体

 一方、NTT西日本は要望書の内容を否定している。同社は「3月1日以降に受け付けた開通工事の申し込みのうち、社外との調整が必要なものについては、工事日の調整が5月20日以降になる」と説明。調整が不要な場合は通常通り開通、2月以前に受け付けたものは3月以降も工事を行う。3月1日で対応が変わる理由については「社内システムを移行するため」だという。

 告知の方法について、NTT西日本はITmedia NEWSの取材に対し「対象がごく一部になるので広く告知しているわけではない。(JAIPAの)指摘は受け止め、丁寧に対応していく」と回答している。

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