他の被写体も撮ってみよう。ちょっと遠景で建物ってことで前ボケに梅の枝を少し入れた寺院の宝輪閣。ディテールを見ると、無理にシャープネスかけなくても自然に解像しているのが分かる。
続いてもうちょっと広角(といっても35mm判換算判換算で42mm相当)で撮った都会の風景。
ISO感度は最高でISO12800だが、拡張ISO感度でISO102400まで上げられる(ただし、拡張ISO感度が使えるのはメカシャッター時のみ)。
というわけで、光条をちょっと出したかったのでF16まで絞ってISO12800で手持ちで夜景。まあ、F16で手持ちで夜景を撮るとかしてみたのだ。
標準ISO感度の上限がISO12800というとあまり高くないようだが、高感度時のクオリティは高い。
高ISO感度時の画質はこんな感じだ。
シャッタースピードはメカシャッター時の上限が1/4000秒。電子シャッター時は1/16000秒。
富士フイルムらしいのはシャッター方式の自動切替え機能。
高速シャッター時、1/1250秒までは先幕電子シャッター、そこから1/4000秒まではメカシャッター、それ以上だと電子シャッターに切り替わる。
今回、3本目のレンズは80mmF1.7。35mm判換算で64mm相当となる中望遠レンズだ。ラージセンサーでF1.7である。
前後にボケを入れてポートレートを撮ってみた。
GFX100SはGFX100より大幅に小型化していながらボディ内手ブレ補正を搭載している。レンズ内手ブレ補正を持たない80mm F1.7でどのくらいいけるか頑張ってみた。
少しくらい部屋で寝ているうちの猫をそっと撮影。F2.8で1/8秒。
センサーが大きい分手ブレ補正機構にも精度とパワーが要求されるが、しっかり効果を発揮してくれた。
結論はシンプル。この写りは素晴らしい。
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