絞りはF11。風景を撮るならF11くらいがいい感じだった。
写りの感想はというと、無理なきディテールときれいな階調。画像サイズは11648×8736ピクセルと長辺で1万ピクセルを超える。
ディテールという意味では、1億画素あってもちゃんと解像してくれてないと意味がないわけで、1億画素の絵を等倍で見るのも大変だろうから、中央部、奥にあるガスタンクの避雷針部分を切り出してみた。
細いワイヤーもすべてちゃんと写ってるし、不自然なシャープネスもない。これは素晴らしい。
なのでトリミング耐性も高い。1億画素でそれに相応しい解像感を持っているので、ぐぐっとトリミングしても画質を保ってくれる。だから元画像を素材として切り出して使うような用途で強そうだ。
今回、3本のレンズを借りたのだが、一番よく使ったのが45-100mm F4だ。35mm判換算だと36-79mm相当で標準域を中心とした使いやすい画角だ。これがまた写りがいいのである。
今まで、GFXシリーズ用の標準ズームレンズとして32-64mm(35mm判換算だと26-52mm相当)が用意されていたが、広角系中心なら32-64mm、標準からポートレート域をメインに使うなら45-100mmをまず揃えたい。
人を撮るときも45-100mmの望遠側はちょうどいい画角だ。
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