XR事業を手掛けるGugenka(東京都中央区)が、NTTが開発するVR空間「DOOR」を活用したバーチャル即売会「バーチャルクラフ特区」を、4月24・25日に開催する。個人クリエイターや、バーチャルYouTuber(VTuber)の九条林檎さんといったゲストなどが160以上の店舗を出店。自作の3Dモデルやイラストなどを販売する。
出展・入場料は無料。出展者はVR空間上に自分のブースを設け、作品を展示する。一般参加者は会場を回りながら、好きな作品を探したり、購入したりできる。
どちらも、会場での移動・コミュニケーションはDOORのアバターか、自分でアップロードしたアバターを操作して行う。「HTC VIVE」「Oculus Quest」などのVRヘッドセットでも参加できるが、スマートフォンやPCからも閲覧できる。
DOORは、コロナ禍でもソーシャルディスタンスを確保しながら経済活動を行う場として、NTTが2020年11月から提供しているサービス。開発には米Mozilla CorporationのオープンソースVRアプリ「Mozilla Hubs」を活用している。
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