タカラトミーは4月20日、NFC(Near Field Communication)チップを内蔵した「スーパースピードトミカ」4種(税込各1320円)と専用コース「トミカスピードウェイ 実況サウンド!デジタルアクセルサーキット」(1万2100円)を発表した。NFCでスマートフォンアプリと連携し、戦績などを自動的に記録する。6月19日に発売する。
スーパースピードトミカは実在のスポーツカーをモデルに改良したトミカ。ダイキャスト製のボディを軽量化した他、車体前後のガイドローラーでコーナリングをスムーズにする。
トミカ自体は動力を持たず、コース上のトンネル内にあるローラーが推進力を与える仕組み。ユーザーが「デジタルラップカウンター」の「アクセルボタン」を連打するとローラーの力が増し、トミカは加速する。
専用スマートフォンアプリはトミカからNFCでデータを集め、ベストラップタイムや戦績などを記録。レースの勝敗などNFCでは取得できない情報はデジタルラップカウンターから流れるアナウンス音声を拾って記録するという。
アプリには「トーナメント」「グランプリ」など各種ゲームモードを用意。レース後にはスーパースピードトミカと同じラッピングをしたCGの車でレースを再現できる。
この他、1983年発売の液晶画面付きドライブゲーム「ドライビングターボ」を再現したミニゲームもある。
スーパースピードトミカは、2020年に発売50周年を迎えたトミカの「これからの50年」を検討する「トミカ アドバンスプロジェクト」の一環。タカラトミーは「テクノロジーとエンターテインメント」を軸に新しい遊びを提案するとしている。
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