ゲーマー向けのチャットサービス「Discord」を運営する米Discordは5月13日(現地時間)、サービス提供開始からの6周年を記念して、マネタイズを含む新機能や新ロゴを発表した。
2015年にゲーマー向けチャットサービスとしてスタートしたDiscordは、現在1億5000万人以上のMAU(月間アクティブユーザー数)を擁するサービスに成長した。
「ステージチャンネル」は、同社が4月に発表したClubhouseのようなボイスチャットサービスだ。
ステージディスカバリーは、公開されているステージチャンネルを発見するための機能。機械学習でキュレーションしたステージチャンネルのフィードが表示され、ユーザーはこのフィードから直接チャンネルを聞くことができるようになる。この機能は6月に追加される見込みだ。
Discordでの音声チャットはこれまで、無料で参加できるものだけだったが、「コミュニティイベントの開催には多大な労力が費やされていることを知っている」ので、ユーザーが有料音声イベントを開催するための機能のテストを開始した。Discordでのマネタイズを目指す初の機能だ。現在プライベートβ版をテスト中。
スレッド表示は、「最も要望の多かった機能」で、今夏に機能を追加する計画。
Discordのロゴは「Clyde」(クライド)という名前で、従来はDiscordが音声サービスであることを強調するためにフキダシの中にいた。だが、このロゴは左右非対称なため、グッズ制作などで手間がかかっていたという。そこで、左右対称にし、“アンテナ”も太く更新した。
ロゴだけでなく、企業名のフォントもより見やすいものにした。イメージカラーの「ブルーパープル」もやや変わっている。
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