多彩な撮影モードに3つの電子ダイヤルとなるとモートに応じてダイヤルの機能が変わってくる。これが面白いほどややこしい。
まあその辺は使いやすいようにカスタマイズする。
特に上面にあるスマートファンクションダイヤル(上記設定画面で「E」と書いてあるもの)はS-Fnボタンを押すたびに機能を切り替えられるようになっており、電子ダイヤルと組み合わせて多彩な操作ができる。
個人的に感心したのはISO感度周り。スマートファンクションダイヤルを回してISO感度を変えられるのだが、ISOボタンを押すと自動的にAUTOになる。ISOオートとマニュアル設定を自在に切り替えられるのはすこぶる便利。
慣れちゃうと右手でグリップしたまま、さらに慣れたらファインダーを覗いたまま、撮影のシチュエーションや撮りたいイメージに合わせてさっとセッティングを変えられるのがK-3 IIIなのだ。
左側面を見ると、マウント部の脇に縦にボタンがいくつもならんでいる。SR(手ブレ補正)、RAW、AFモード、フォーカスレバーといった具合。
これもまた左手でちゃんとレンズを支えると、その親指ですぐ押せるに位置にあって使いやすい。
特にRAWボタンは、普段JPEGで撮っていても必要な時だけRAW+JPEGに切り替えられるという便利さがある。
PENTAXならではの工夫だ。
これらのボタンは自在にカスタマイズできる。
まあなんというか、カメラを手に馴染ませて自在にコントロールし、撮りたいイメージに合ったセッティングに瞬時に切り替えられるわけで、電子ダイヤル3つにスティックに十字キーまであって慣れないと大変ではあるのだが、それがKシリーズらしさなのだ。
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