アスクは5月18日、ローカル5Gネットワークを介してXR(AR、VR、MRなどの総称)コンテンツをヘッドマウントディスプレイ(HMD)などに配信するデモを5月に始めたと発表した。5Gを活用するため、スタンドアロン型のHMDなど、PCと有線接続した機器に比べて性能の低いデバイスでも、従来より高品質な映像や3Dデータを表示できるという。
デモでは、XRコンテンツをストリーミング配信できる米NVIDIAのサービス「CloudXR」を活用。まずはCloudXRのサーバ上でレンダリングしたデータをアクセスポイントに配信する。
次にアクセスポイントから、iPad Proや米MicrosoftのMR(拡張現実)ヘッドセット「HoloLens 2」、スタンドアロン型のVR HMDにWi-Fiでデータを送信。映像や3Dデータをどれだけの品質で表示できるか確かめる。サーバとアクセスポイント間の通信には、ネットワーク機器の製造販売を手掛けるAPRESIA Systems(東京都中央区)が用意したローカル5Gネットワークを活用する。
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