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ゲーミング光回線が登場 「通信遅延の“負け”はなくなる」

» 2021年05月20日 18時04分 公開
[ITmedia]

 中部テレコミュニケーション(ctc)は5月20日、個人向け光インターネット回線サービス「コミュファ光ゲーミングカスタム」を発表した。「オンラインゲームに特化した最強の光回線」という。

 最大10Gbpsの光回線にQoS(Quality of Service)機能を組み込むオプション「ファストコネクトオプション」を適用したサービス。ctcは3月29日から無料トライアルを実施して好評だったため正式サービスに加えた。

 QoSは通信時にデータの内容に応じて扱いに差を付けて品質を確保する技術。オンラインゲームのパケットを優先し、ネットワークが混雑する時間帯でもレスポンスが落ちないよう制御するため「eスポーツやオンラインゲームのプレイ時に通信遅延が“負け”につながることがなくなる」としている。

 提供エリアは長野県全域の他、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の一部。オプションの料金は770円(税込)で、「コミュファ10GホームEX」と組み合わせた場合は月額7425円(税込)となる。

混雑する時間帯の遅延時間を検証したグラフ。概ね1ms(ミリ秒)の範囲内

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