AIベンチャーのラディウス・ファイブ(東京都新宿区)は5月25日、AIを活用し、顔写真を基に似顔絵風の画像を生成するサービス「Portrait Drawer」の提供を始めた。ユーザーはファイルをドラッグ&ドロップすれば、30秒ほどで似顔絵風の画像を作成できる。広告などで使用するデザインの素材としての利用を見込む。
画像の生成は無料。生成した画像のダウンロードは有料で、価格は1枚480円(税込、以下同)から。上限枚数まで月額固定料金でダウンロードできるサブスクリプションプランも提供する。
写真の顔部分を自動で切り抜き、それを基に画風の異なるPNG形式の画像5枚を生成する。サイズはいずれも512×512ピクセル。顔部分を切り取らず、人物全体から似顔絵を生成した画像1枚もおまけとして提供する。
同社が開発した、顔のしわなどを残した状態で画像を生成するAIと、逆にしわを減らして画像を生成するAIを活用。これらを組み合わせることで、モノクロなどしわが目立ちやすい画風でも、個人の顔の特徴を残した画像を生成できるようにした。それぞれのAIには、人間の顔写真とそれを基にした似顔絵の画像各600枚を学習させたという。
今後は画像をよりイラストらしく生成できるようAIの開発を進める他、アニメのような画風も追加するとしている。
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