クリプトン・フューチャー・メディア(CFM)は6月1日、VOCALOIDなどの歌声合成ソフト用音源「初音ミク」「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」について、個人による「YouTubeパートナープログラム」を使った収益化を認めると発表した。これまで「ニコニコ動画」での収益化や同人活動での利用などは認めていたが、YouTubeでの利用については明文化していなかった。
個人のユーザーは今後、YouTubeパートナープログラムに加入すれば、CFMに個別の許可を取ることなく各音源やそのキャラクターを使った動画を収益化できる。ただし、公序良俗に反する、CFMやその商品のイメージを著しく損なうといった内容の動画は対象外とする。
CFMは規約を明文化した理由について「各音源のリリースから10年以上経過するが、YouTubeでの動画公開が衰えることなく続いている。クリエイターへの感謝の気持ちを込め、明確に解禁することを決めた」としている。
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