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» 2020年11月27日 16時10分 公開

VOCALOIDじゃない「初音ミク NT」、きょう正式発売 音源の一部は後日提供

クリプトン・フューチャー・メディアが、自社製歌声合成ソフト「Piapro Studio」専用の音源「初音ミク NT」の正式版を発売した。開発の遅れにより、音源の一部が未完成となったため、後日アップデートとして提供する。

[谷井将人,ITmedia]

 クリプトン・フューチャー・メディア(CFM)は11月27日、自社製歌声合成ソフト「Piapro Studio」専用の音源「初音ミク NT」(ニュータイプ)の正式版を発売した。価格は1万9800円(税込)開発の遅れにより、音源の一部が未完成となったため、後日アップデートとして提供する。

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 初音ミク NTに付属するPiapro Studioでは、産業技術総合研究所と独自開発した歌声合成エンジンを搭載。従来は歌声を合成するシステムとしてヤマハのVOCALOIDエンジンを組み込んでいたが、ソフトウェア全体を内製化した。

 Piapro Studioには、「合成した音声の波形を表示する機能」「音符ごとの音量や声のハリをコントロールする機能」「デスボイスを作る機能」「自動で音声を聞きやすくする機能」などを搭載する。

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 CFMは予約購入者に向けた試作バージョンを6月にリリース。当初の予定では正式版の発売日は8月31日だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期した。

 正式版では、初音ミクらしい声の音源「Original+」の他に、息っぽい「Whisper+」と陰りのある「Dark+」を同梱する予定だったが、当面はOriginal+のみを公開。残りの2音源は発音の改善と品質向上を行い、後日提供する。

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