米Nianticは6月14日(現地時間)、スマートフォン用ARゲーム「TRANSFORMER: Heavy Metal」(トランスフォーマー:ヘビーメタル)を年内に全世界で提供すると発表した。近日中に一部地域でβ版の配信を始める。
プレイヤーは、オートボットと一緒に敵組織「ディセプティコン」と戦う「ガーディアンネットワーク」に参加。各地に隠されたリソースを見つけ、1人あるいはフレンドと力を合わせてターン制バトルに挑む。アニメや映画で知られる「オプティマスプライム」や「バンブルビー」といったオートボットも登場する。
ゲームは「Pokemon GO」や「Ingress Prime」にも使われているARプラットフォーム「Niantic Lightship」(旧称:Niantic Real World Platform)と開発ツール「ARDK」で作った。開発は米国シアトルを拠点とするゲームベンダー・Very Very Spaceshipが中心になって進め、Nianticが支援した。ゲームの配信や運営はNianticが行う。
Nianticのジョン・ハンケCEOは「トランスフォーマーはARにぴったり。巨大ロボットと一緒に戦ったり、触れあえることは素晴らしい体験になる」としている。
「トランスフォーマー」はタカラトミーが生み出した玩具発のメディアミックス作品。1984年に米国で玩具を発売して以来(日本は’85年発売)、世界130以上の国と地域で累計5億個以上を販売した。アニメシリーズやコミックも大ヒットし、2007年以降はスティーブン・スピルバーグ製作総指揮による実写映画も7作公開している。
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