というわけで、サブマシンとしてのChromebookを求める私にとって、軽くて小さいCM3は待望の新人なのでした。
体重は915gでサイズは255.44×167.2×16.9mm(新聞を4つ折りにしたのより少し小さい)。
ディスプレイ側の背面にファブリック素材でマグネット式の「フレックスアングルスタンドカバー」がついていて、キーボードの底面も同じ素材で覆われているので、持ち歩くのにPCケースが不要。直接バッグに入れられます。女性用のショルダーバッグにも入るのが嬉しい。
バッテリーは1回の充電で約12時間もつので、バッグに重たいモバイルバッテリーを入れる必要もなし。
電源ポートはUSB Type-Cなので、モバイルバッテリーはPixel 5と共用できます。カフェで数時間ならモバイルバッテリーは必要ないですが、旅行のときにモバイルバッテリー1つで済むのは楽ちんです。
PCモードで使うときはスタンドカバーでディスプレイを立てます。角度を好きなように変えられるのはいいところですが、頭でっかち(キーボード側よりディスプレイ側が重い)なので慣れないうちは閉じるときにかなり「ばたんっ」という感じうるさかったです。
キーボードが斜めになっているのは人によっては入力しにくいかも。浮いている分、どうしてもぱこぱこ感があります。打鍵が強い人には向かないかもしれません。
ディスプレイは光沢のあるグレア処理なので明るいところだと結構映り込みします。既にCM3用反射防止保護フィルムは数種類出ているので、すぐに貼りました。
タブレットとしてはあまり使わないかなと思いましたが、シン・エヴァを見に行く前にAmazonプライムビデオ(Androidアプリをダウンロード)で序、破、Qを復習するのにCM3のタブレットモードが役立ちました。YouTubeはもちろん、NetflixもAndroidアプリをインストールして普通に動画を視聴できます。
スタンドカバー式なので大腿部に置いてのノートPCモードは私のように足が短い人にはちょっと苦しいですが、ソファーに横になってCM3をびろーんと伸ばして使う方法(=びろーんモード)が、長文テキストを入力するのに便利です。
CM3の、というよりChromebookのいいところは起動/終了のスピード。CM3の電源オンからログイン画面表示までをPixel 5のストップウォッチで測ったところ、8秒切りました。
もっとも、Chromebookはバッテリーの持ちがいいので、いちいちシャットダウンせず、パタンと蓋を閉じて放置し、気が向いたときにまた開いて使うことが多いです。蓋を開いた瞬間に閉じたときの画面が表示されます。
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