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Excel風UIのフリーCSVエディタ「CSV+」登場 MacやLinuxにも対応

» 2021年06月21日 19時35分 公開
[ITmedia]

 フリーランスエンジニアのMasaki(@plus_one_masaki)さんは6月18日、表計算ソフト「Microsoft Excel」風のUIで操作できるCSVエディタ「CSV+」のプレビュー版を、自身のWebサイトで無償公開した。Windows、Mac、Linuxに対応。開いたファイルをタブで管理できる機能も備える。

photo UIのイメージ

 プレビュー版では、セルを範囲選択したり、並び変えたりできる他、語句の検索も可能。Excelと同様、プリンタにデータを送る機能も備える。

 CSVはComma Separated Valueの略で、カンマで値や項目を区切ったテキストファイルを指す。さまざまな表計算ソフトで読み込めるため、統計データをオープンソースとして公開するときなどにも一般的に使われている。

 一方、CSVファイルをExcelで読み込もうとすると、0から始まる電話番号などが書かれたファイルを正常に読み込めなかったり、他のフリーソフトを使うと動作が重くなったりする可能性がある。Masakiさんはこういった問題を解決するため、CSVエディタとして必要な機能だけを備えたシンプルなソフトとしてCSV+を開発したという。

 今後は値を区切る文字を指定してファイルを読み込む機能を追加する他、不具合の改善を進めるとしている。

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