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“6年ぶりに登場する新Windowsイベント”を楽しむために知っておきたい、これだけのこと(2/3 ページ)

» 2021年06月24日 12時24分 公開

 そもそもWindows 10X自体がリリースされていないOSのため、その画像比較が行われていること自体がおかしいのだが、Windows 10Xもインストール可能なISOが今年2021年初頭に流出しており、多数の画面がインターネット上に公開されていた経緯がある。Windows 10XとWindows 11の流出画像でともに指摘されていたのが「タスクバー中央にスタートボタンを含めたアイコンが集まっていて(位置関係が)分かりにくい」という点だが、流出ビルドによればアイコンを“寄せる方向”は従来同様に左側ということも可能で、見た目上はWindows 10以前の慣れ親しんだ形状に戻せるようだ。

 また使用中のWindows 10で突然、天気情報がタスクバー上に出現して話題となったが、天気やニュースといったウィジェットの追加も、Sun Valley登場をにらんだ変更だと考えられている。

 Windows 11ではライブタイルが廃止されると考えられており、その代わりのウィジェット追加となるが、現状で選択可能なウィジェットは固定で、Microsoftのようなファーストパーティーによる追加以外には対応しないと考えられている。しかしMicrosoftやWindowsの最新情報やリーク情報に詳しいTwitterアカウントのWalkingCatによれば、当初は提供可能なベンダーが限られるものの、後にサードパーティーに仕組みが開放されると説明している。

 見た目の変化についてはWindows 10と大きく変わりつつも、タスクバーのアイコン配置のように従来の仕様に戻す仕組みも提供されていたりと、使い勝手を大きく変更されることを嫌がるユーザーのリクエストにある程度応える。

 次に、現時点でリーク画像などでは不明ながらも、Windows 11で大きく変わると噂されている変化に触れる。

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