インターネットイニシアティブ(IIJ)は7月13日、8月に開幕する全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の地方大会のネット中継に、同社が手掛けるクラウドベースの動画配信プラットフォームが採用されたと発表した。中継動画は、Webブラウザやスマートフォンアプリ向けの配信サービス「バーチャル高校野球」で8月上旬まで無料公開する。
全国170会場の中継カメラからの映像をPCやスマートフォンなどに配信する際に、ビットレートを最適化する「トランスコーダー」や、複数のキャッシュサーバで配信を分散する「CDN」を同社のクラウド上に構築。2020年もこのシステムが採用されていたが、21年は新たに各会場からの配信を集中管理する「中継作業進捗管理システム」をクラウドに移行し、オペレーターの業務を効率化した。20年の2倍以上となる約2400試合の配信や、最大100試合の同時配信を実現したという。
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