ソニーの米国内向けの公式サイトからAマウントカメラの全製品が削除されていることが8月4日までに分かった。米国サイトではレンズのみが掲載されている。同社は、米国内でAマウントカメラの販売を終了したことを認めたが、ユーザーサポートは継続する方針。日本国内では引き続き、カメラとレンズの販売を継続するという。
米国で販売を終了したのは、2016年に発売したフルサイズ一眼レフカメラの「α99 II」と、14年発売のAPS-C機「α77 II」の2機種。ただし、Aマウントカメラの海外販売が完全に終了するわけではなく、日本など一部の国では販売を継続しているという。
日本国内の公式サイトには、8月4日時点でも「α99 II」は掲載されている。同社は「Aマウントカメラにも一定のお客さまがいるため」と説明。今後、Aマウント製品を新規開発するのか、Aマウントは終了するのかという問いには「商品の計画についてはお答えできない」とした。
「(Aマウントより)Eマウントの需要が多いことは認識している。エントリー向け一眼カメラから業務用のシネマカメラまでEマウントで統一する『1 Mount』戦略についても引き続き進めていきたい」(同)
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