そして2006年、ソニーから初のデジタル一眼レフ「α100」が誕生する。その発表会の写真が出てきたのでここで披露だ。
この時点ではミノルタのαシリーズにSONYのロゴという感じであったが、マウントの周りにオレンジ色(シナバー)のリングを付けるなど、今に続く意匠が始まった。
翌2007年には、主力モデル「α700」が登場。このあたりからソニーらしくなっていくのである。
そして2008年にはフルサイズセンサーを搭載した「α900」が誕生。エントリーモデルから最上位のフルサイズセンサーモデルまで、ボディ内手ブレ補正を搭載したデジタル一眼レフのラインアップが揃ったのである。
2008年にはもう1つ忘れてはいけない面白いエントリーモデルがあった。「α350」である。クイックAFライブビューの搭載である。
構造は普通の一眼レフなのだけど、ペンタ部にライブビュー専用のイメージセンサーを持ち、それを背面のモニターに映すことでミラーアップしないライブビューを実現したのだ。
まあこれはこれでライブビュー時は別の小さなセンサーを使うため、ライブビュー時に画面に見える絵と実際に撮れる絵の差違があって微妙なところもあったのだが、ライブビューで撮る時代を見越していたのだなと思うとなかなか興味深い。
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