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Amazon、15億ドルの自社専用空輸拠点「Air Hub」をケンタッキーに開港 配送高速化

» 2021年08月12日 09時15分 公開
[ITmedia]

 米Amazon.comは8月11日(現地時間)、ケンタッキー州北部に約15億ドル(約1656億円)を投じた自社専用空輸拠点「Amazon Air Hub」を開設したと発表した。これにより配送の迅速化とロイスティクスネットワーク管理強化が実現できるとしている。

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 Amazonはこの計画を2017年に発表した。約束どおり、2000人以上の新たな雇用を創出した。

 Amazonは2016年に航空貨物部門「Amazon Air」を立ち上げており、既に専用貨物飛行機も保有しているが、これまでは既存の空港のみで運営してきた。

 シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港(CVG)に併設するAir Hubは、同社の全米の貨物ネットワークの中心(ハブ)として機能する見込み。100機のジェットを収容できる格納庫、立体駐車場、ロボットによる荷物の仕分けセンターなどががあり、この施設の開設により、米国での同日配送機能を強化できるとしている。


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