メッシ、契約金の一部を暗号資産で受け取り 移籍先の仏サッカークラブが発表
“世界最高のサッカー選手”と称されるアルゼンチン代表リオネル・メッシ選手が加入した、フランスのサッカークラブ「パリ・サンジェルマン」(PSG)は8月12日(現地時間)、同選手に支払う契約金の一部に暗号資産を活用すると発表した。
メッシ選手がPSGから受け取るのは「ファントークン」と呼ばれる、クラブ独自の暗号資産。仏地元紙の報道などによると、同選手はPSGと年俸3500万ユーロ(約45億円)の2年契約(1年間の延長オプション付き)を締結。これとは別に、契約金としてPSGは総額2500万から3000万ユーロ(約33億円から約39億円)を支払う見込みで、その一部をファントークンで支払ったという。発行額は非公表だが、PSGは「大量」と表現している。
ファントークンは、クラブとファンの交流プラットフォーム「Socios.com」を通じて発行されるスポーツ団体向け暗号資産の総称。同クラブと同プラットフォームは18年から提携し、「Paris Saint-Germain Fan Token」(単位はPSG)を発行している。保有者はクラブの年間最優秀選手賞への投票権や、限定グッズのデザイン決定権や購入権などの権利を持つ。ビットコインなど他の暗号資産同様、中国Binanceなどの取引所で売買が可能。
サッカー界では、コロナ禍で減少した収益を補おうと、マンチェスターシティー(イングランド)やユベントス(イタリア)など欧州主要クラブでファントークンを発行する動きが相次いでいる。代表チームでもアルゼンチン代表やポルトガル代表が発行している。
リオネル・メッシ選手は世界年間最優秀選手賞「バロンドール」を史上最多6回受賞するなど、サッカー界のスター選手。一部ではポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド選手と並び、“サッカー史上最高の選手”とも称される。今夏、下部組織時代から約20年間在籍したバルセロナFC(スペイン)を契約満了に伴い、退団していた。
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