米Intelは8月16日(現地時間)、ゲームおよびコンテンツ制作向けGPUブランド「Intel Arc」を発表した。IntelのハイエンドディスクリートGPUを含むハードウェアとソフトウェアの両方をカバーする。同ブランドの製品は2022年第1四半期(1〜3月)から登場する予定だ。
第一弾は、これまで「DG2」として知られていたGPU「Alchemist(コードネーム)」。Alchemistも「DG1」同様にPC向けだ。Intelは新ブランドで、米NVIDIAと米AMDが競合するPC向けGPU市場に本格参入する。
ArcのGPUは、メッシュシェーディング、可変レートシェーディング、ビデオアップスケーリング、リアルタイムレイトレーシングをサポートする。さらに、AIで高速化したスーパーサンプリング機能も搭載するという。
クライアントGPUビジネス責任者のロジャー・チャンドラー氏は「これらの製品群が来年利用可能になった際、最高の体験を確実に提供するために、素晴らしいチームで取り組んでいる」と語った。
Alchemistの他、「Battlemage」「Celestial」「Druid」という次世代GPUのコードネームも発表された。ちなみに、Arcにはシリーズものの物語という意味がある。コードネームのAlchemistは錬金術師、Battlemageは魔法使い、Celestialは天使、Druidは僧侶という意味。製品の詳細は今年後半に発表される見込みだ。
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