米NVIDIAが8月18日(現地時間)に発表した第2四半期(5〜7月)の決算は、ゲームおよびデータセンター関連の売り上げが過去最高を更新し、売上高が前年同期比68.3%増の65億700万ドル、純利益は3.8倍の23億7400万ドル(1株当たり94セント、非GAAPベースでは1ドル4セント)と、大幅な増収増益だった。売上高、純利益ともに過去最高を更新した。
売上高、1株当たりの純利益ともにアナリスト予測(売上高は63億3000万ドル、純利益は1ドル1セント)を上回った。
ゲーム市場向け製品(GeForceやNinetndo Switchなどゲーム機メーカー向けプロセッサ)の売上高は85%増の30億6000万ドル。同社は5月、最新のGPUは店頭でほとんど売り切れ状態になっており、下半期まで供給の問題は続くと発表している。
データセンター向け製品も35%増の23億7000万ドルと過去最高だった。
2月に発表した暗号通貨マイニング向けカードを含む暗号通貨関連の収益は6600万ドルと予想を下回った。
ジェンスン・ファンCEOは発表文で「われわれはOmniverseを立ち上げたことに興奮している。エンジニアやデザイナー、さらには自律型マシンがこの物理的に現実的な仮想世界を実行し、他のデジタルプラットフォームに接続するOmniverseを利用してデジタルツインや産業用メタバースを構築することを楽しみにしている」と語った。
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