PR TIMES(東京都港区)は8月23日、会員企業の発表を配信するWebサイト「PR TIMES」でこれまでに掲載したプレスリリース(報道向け資料)など100万件以上をAIで分析し、得られたデータを活用して企業の広報活動を支援するサービスの提供を始めた。PR TIMESの会員企業の利用を見込むという。
プレスリリースに加え、特定の単語を含むWebニュースの記事を自動で収集する同社のサービス「Webクリッピング」で集めたデータなどを、東京工業大学発のベンチャー、みらいリレーションズ(東京都渋谷区)が提供するデータ分析ツールで解析。得られたデータを基に、メディアが記事化しやすい発表のタイミングや言葉選びなどを提案する。
データを基にしたPR戦略の立案や、その効果検証といったサービスも合わせて提供する。料金は月額60万円からで、最低6カ月から契約を受け付ける。PR TIMES社は2021年度末までに21社、25年度末までに60社との契約を目指すとしている。
PR TIMESは07年にサービスを開始。会員企業は5万4000社以上(21年5月時点)という。
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