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“ジェット噴射”で衝撃与えるVRコントローラー 台湾大学とお茶大「JetController」開発(1/2 ページ)
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このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。
台湾大学とお茶の水女子大学の研究チームが開発した「JetController」は、圧縮空気を利用した“ジェット噴射”でVRコントローラーを持っているプレイヤーにフォースフィードバックを与える装置だ。振動モーターやプロペラを使う従来方式と比べ、銃の発砲のような高い衝撃を瞬発的に生成できる。
振動モーターは、触覚フィードバックを提供するための方法として、古くからコントローラーに組み込まれてきたが、方向性が限られているため、表現の幅には限界がある。
今回は、複数の圧縮空気が噴射するエアノズルをVRコントローラーと組み合わせることで、振動やプロペラでは表現できない3自由度で衝撃波のような触覚フィードバックを再現する。
空気を噴射するエアノズルは、垂直方向に2つ、水平方向に3つで構成。垂直方向は上向きと下向き。水平方向は、プレイヤーに噴射した空気が当たらないように、120度の間隔で3方向に設定。VRコントローラーを除いたデバイスの重量は158g、体積は997立方cmで、プロペラと比較して77%の軽量化と89%のコンパクト化を実現しているという。
しかし、圧縮空気を供給するエアコンプレッサーは大きく重たいため、バックパックに収納し背負ってプレイするスタイルになる。重量は4.8kg。
その分、圧縮空気が噴射するパワーは大きい。装置は高速空圧ソレノイドバルブを使用し、4.0~1.0Nで20~50Hzの周波数に対応し、プロペラの10倍以上の速度を実現しているという。
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