NTTぷららは8月24日、eスポーツゲーマーに特化した光回線「ISPゲーミングオプション」(仮称)のクローズドβテスターの募集を始めた。大手タイトルの国内サーバへの通信経路を短縮するなどして、遅延を低く抑えるという。9月5日まで専用ページで応募を受け付け、100人程度に試してもらった後、12月に本サービスを始める。
ネットワークが混雑しにくいIPoE方式のIPv6接続を採用。ゲームの通信を優先し、動画サービスやソフトウェア配信など混雑の原因になるトラフィックを調整した専用帯域を用意した。
大手タイトル(タイトル名は非公表)の国内サーバに接続した際、経由するホップ(中継設備)数を削減。ゲームサーバと端末間のデータの往復時間を示すping値は10ms以下を目指したという。ベストエフォートサービスで、通信品質・速度の保証はない。
βテストを9月下旬から11月中旬まで行い、12月から本サービスを始める予定。βテスターの応募には「ドコモ光(1ギガ)」か「ぷらら光」に加入している必要がある。
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