米Clubhouseは8月29日(現地時間)、空間オーディオのサポートを発表した。これにより、ルーム内の話者の声がバーチャルな空間で立体的に聞こえるようになる。同日からiOSアプリでロールアウトし、Androidアプリでも“間もなく”提供するとしている。設定は無効にすることも可能。
ClubhouseがTwitterでサンプルとして公開している会話をiOSアプリとAirPodsで聞いてみたところ、話者の位置が分かるような聞こえ方だった。Clubhouseでは複数の話者が同時に話せるが、その場合はあたかもテーブルを囲んで談笑しているようだ。
Clubhouseは、「空間オーディオは、有線その他のヘッドフォンで機能する」としている。同社は米Engadgetに対し、すべての有線および無線ヘッドフォンが空間オーディオをサポートするが、技術的な制限により、Bluetoothオーディオでは空間オーディオに聞こえないと語った。
本稿筆者が聞いたサンプルはBluetoothイヤフォンで立体的に聞こえたのだが、その後実際のルームをAirPodsで聞いたところ、確かにフラットだった。
CluhbouseはEngadgetに対し、AppleとGoogleがBluetoothで空間オーディオを使えない問題に対処することを望むと語った。
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