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» 2021年09月01日 21時00分 公開

デジタル庁発足 公式サイトにITエンジニアから反応続々「シンプル」「重い」「ロゴが丁寧」「苦労が見える」(1/2 ページ)

「デジタル庁」が9月1日に発足した。ITに特化した官庁であることから、同日に公開した公式Webサイトの作りなどが、ITエンジニアなどの注目を集めている。

[井上輝一,ITmedia]

 新たな中央官庁、「デジタル庁」が9月1日に発足した。「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」の実現を目指すとして、まずは行政のデジタル化に取り組むとしている。ITに特化した官庁であることから、同日に公開した公式Webサイトの作りなどが、ITエンジニアなどの注目を集めている。

デジタル庁公式Webサイト

 デジタル庁の公式サイトはPC向けには3カラム構成となっており、左カラムに「ホーム」「活動・施策を知る」といった大きな記事ジャンルを置き、中央カラムに新着記事を並べている。右カラムには「組織情報」「採用」など、記事以外のコンテンツへのリンクを置いている。背景は白でシンプルな印象のデザインだ。レスポンシブデザインに対応しており、ブラウザ画面を縦長にすればアニメーション付きで1カラム構成に切り替わる。

シンプルなデザインは評価が分かれる ロゴの調整は「とても丁寧」の声も

 シンプルなページデザインについては好意的に捉える声もあれば、「しょぼい」と批判する声もある。デザイン面については同庁のロゴに注目する声も。

デジタル庁のロゴ

 同庁はロゴについて「オープンソース書体である『Noto Sans』を基本に、字間や太さなどをロゴとして扱いやすいよう調整した」としている。これを検証したグラフィックデザイナーの今市達也さんは「『デ』の濁点まわりの余白を広げることで小さい表示に耐えられるよう調整している」「背の低い『ル』を伸ばすことで他の文字の高さに合わせている」などとして、「フォントとロゴタイプの役割や違いを踏まえた、とても丁寧な調整でした」と評価した。

“ソース”から技術背景を探る人たち

 見た目以外に、技術的なバックグラウンドをHTMLなどのソースコードから探る人たちもいる。metaタグの記述から、制作ツールにはSTUDIO(東京都渋谷区)が手掛けるノーコードのWeb制作サービス「STUDIO」が使われていると類推する声がある。

 弁護士ドットコムのエキスパートエンジニアである太田良典さん(水無月ばけらさん)は「STUDIOを使っているのでしょうけど、h1(タグ)もh2もなくてh3から始まっていたりとか、思うようにならずいろいろ苦労していそうな気配がありますね」とコメントしている。

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